素人の場合、土地を売りたいと思ったとしても、まずはなにからする必要があるのかがわかりません。
大まかな流れはだいたい予想がつくかもしれませんが、実際に売るとなった場合、どうすればいいのでしょうか?そこで、今回は、土地を少しでも楽に売却したい!という方向けに、土地売場の流れについてご紹介したいと思います。
まずは、その土地がどれくらいで売れるものなのか、相場を知る必要があります。土地は、場所や広さによって価格は大きく変わってきます。
売る側としては、少しでも高い値段で売りたいと思うことでしょう。そのためにも、損することがないように相場を知っておくことは大切です。
そして、それから不動産会社に査定を依頼することになります。素人が「だいたいこのくらいで売れるかな~」と思うのと、プロが査定するのではやはり違いがあります。そこで、不動産会社に依頼をし査定してもらう必要があるのです。
査定が済んだなら、売買をどこの不動産会社にお願いするのか決めなければいけません。
査定をお願いした不動産会社でもいいですし、もしその際にあまり印象が良くないようであれば違う不動産会社を選んだ方がいいかもしれません。
売買の手続きは、2,3日で済むようなものではなく、長く付き合っていかなければいけませんので、親身になってくれる相性のいい不動産会社を選ぶことをおすすめします。
そしていよいよ、価格を決めて売りに出します。その土地周辺の不動産事情に詳しい会社であれば、相場や傾向を知っていますので、きちんと相談したうえで価格を決めるといいかもしれません。
それから、広告を出したり、のぼりを使ったりしてアピールしなければいけません。売りたいとただ思っていても、それが買い手に伝わらなければ意味がありません。そのためにも、広告は必須といえるでしょう。
そうしているうちに、購入希望者が出てくるかもしれません。そうすると、見学が行われます。見学の際には不動産会社が立ち合いますので、売る側は特に何もする必要はありません。ですが、土地があまりにも草が生えていたり荒れていたりすると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれませんので、可能であれば、あらかじめある程度整えておいた方がいいでしょう。
見学が行われ買い手が決まったなら、まずは契約金を払ってもらうことになるでしょう。
契約金は、売却金額の1割程度でももらえればいいかもしれません。土地売却の場合、支払った契約金を放棄するなら、契約を解除することができるのです。
売り手としては、解除は避けたいですので、できる限り高い金額を払ってもらえるといいかもしれません。
そして最後に契約書を交わして契約締結となります。署名、捺印をし、手続き終了です。
ですが、仲介料をどうするかなど不動産会社とのやり取りはまだあるかもしれません。ここでもめないためにも、売れた際の仲介料の取り分についてなどはあらかじめ詳しく書類に残しておくといいでしょう。
おおまかな流れはこのようになっています。ほとんどの場合が、主に不動産会社が中心となって動いてくれますが、やはり最初は自分たちで動く必要は出てきます。
そして、なんといってもその間ずっと関わる不動産会社は、やはり信頼できる相性のいいところを選ぶといいでしょう。そのためにも、いくつかの不動産会社に連絡をしてみることもいいかもしれません。
そうするなら、後悔しない土地売却ができるでしょう。